How to pay less gas?【NFT解説⑥】

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今回の記事はWeb3についての教育をおこなっているDAOであるODYSSEYより、NFTについての記事となります。この【NFT解説】のシリーズは全7回を予定しております。

本日は第6回となる、「How to pay less gas?」の翻訳記事となります。オリジナル記事はPeterさんが執筆されています。

今回の記事では、NFTを扱う上で障壁となる「ガス代」について扱います。ガス代とは何か?ガス代を節約する方法はあるのか?について解説していきます。

オリジナル記事はこちらから⏬
https://www.odysseydao.com/articles/how-to-buy-nfts-on-secondary

NFT解説記事を最初から読みたいという方はこちらからご覧ください。

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ブロックチェーン取引には、ガス代(取引手数料など)が必要です。このガイドでは、以下の点についてご説明します。

  1. ガスとは何か?
  2. Ethereumでガスの支払いを少なくするには?
  3. 他のチェーンを使用してガスを少なく支払う方法はあるのか?

ガスとは何か?

ガスとは、取引を処理するためにブロックチェーン上のノードに支払われるクリプトの量を指します。

イーサリアムでは、ガスはgweiで測定されます(1gwei = 0.000000001ETH)。イーサリアムの仕組みについては、「イーサリアムとは」をご覧ください。

どれだけのガスを支払うかは、以下によって決まります。

  1. ネットワークの混雑度。ネットワークの混雑度:多くの人が取引を行おうとしている場合、ガス代は高くなります。
  2. トランザクションの種類。トランザクションの種類:トランザクションが複雑な場合(例えば、NFTのMintと他のウォレットへの暗号の送信など)はガス代は高くなります。

イーサリアムだけがガス代がかかるブロックチェーンではなく、最も高いブロックチェーンなだけです。

Ethereumでガスの支払いを少なくするには?

イーサリアムのガソリン代を安くするためのトレードオフは、取引時間の長さです。それでもいいという方は、ガソリン代を安くする方法を3つご紹介します。

1.ガス代が安くなるのを待つ
ガスの価格は通常、米国が寝る準備を行い、ヨーロッパが目覚めたばかりの週末の午後9時から午前1時(PST:アメリカ太平洋標準時)の間に最も安くなります。

Etherscanのgas trackerで、現在と過去のガス料金を確認することができます。

2.ガス料金の上限を設定する

ガス料金の上限を設定する
Metamaskでは、取引を確定する前にガス代を「低」に設定することができます。さらにガスを節約したい場合は、「詳細オプション」をクリックしてください。このタブでは、Etherscan チャートによる7日間の過去のガス料金の最安値より少し上の値を最大料金に設定することができます。

最大手数料を低く設定すると、取引の処理に丸一日かかる可能性があります。取引状況は、MetamaskのActivityタブまたはEtherscanでいつでも確認できます。

3.取引の取り消し
ガス料金の値下げを待っているときや、気が変わったときは、保留中の取引をキャンセルすることができます。最も簡単な方法は、Metamaskで取引の横にある「キャンセル」をタップすることです。

しかし、これがうまくいかない場合は、さらに手動で取引をキャンセルすることができます。

  1. MetaMaskウォレットの詳細設定でCustom Nonceを有効にしてください。
  2. 最後のトランザクションと同じカスタムNonce番号で0ETHを自分自身に送る。

そうです、これはダイアルアップモデムの設定のように感じることは分かっています。ウォレットのUXがすぐに改善されることを願っています。

他のチェーンを使用してガスを少なく支払う方法はあるのか?

ガス代は、Ethereum L1とSolanaやPolygonといった他のL1やL2チェーンとの比較においてのみ、本当に問題となるのです。

もしあなたの目的がweb3について学ぶことであるなら、より少ないガソリン代を支払うために他のL1またはL2チェーンでトランザクションを行うことを検討してください。例えば、SolanartMagic EdenSolseaなどのマーケットプレイスから、Solana上のNFTを購入することができます。

Ethereumのエコシステムにとどまりたい場合は、Polygonのようなチェーンを検討してください。PolygonはEthereumと互換性のあるサイドチェーンで、1回の取引あたり0.01ドル未満でNFTを売買したり、Mintしたりすることができます。

Polygonの取引を行うには、ETHをPolygonにブリッジし、MATIC(ガス代の支払いに使えるPolygonのトークン)を取得する必要があります。以下のステップバイステップガイドの通りです。

ステップ1:OpenSeaでETHをPolygonにブリッジする
ブリッジとは、イーサリアムのメインネットからポリゴンのサイドチェーンにETHを転送するための単なる空想の言葉です。OpenSeaを使ってETHをPolygonにブリッジする方法は、以下の通りです。

1.あなたのウォレットにETHがあることを確認します。
2.OpenSeaにアクセスし、ウォレットアイコンをタップしてウォレットを接続します。
3.もう一度ウォレットアイコンをタップし、ETHの隣にある…をタップし、”Bridge to Polygon “をタップします。

4.ポップアップで、ブリッジしたいETHの量を選択し、”Convert tokens “をタップします。

5. ウォレットで取引に署名するよう促されます。ここでガス代を支払う必要があるので注意しましょう。
6. ブリッジのプロセスには通常5~10分ほどかかります。成功すると、あなたのウォレットにPolygon ETHが表示されるはずです。

ステップ2:MATICを入手する
Polygonでガス代を支払うには、MATICが必要です。

  1. ETHからPolygon WETHへのブリッジが成功したことを確認してください。
  2. Polygonのウォレットにアクセスし、左のナビにあるSwap for gas tokenをタップします。
  3. 1MATICまたは任意の量を選択し、Approveをタップします。

ステップ3:ポリゴンNFTを閲覧する
Polygon ETHとMATICを手に入れたので、OpenSeaにアクセスして、Polygon NFTをフィルタリングすることができます。

近い将来、ガス料金の低下やブリッジ処理の改善により、多くのNFT取引がEthereum L2ソリューション(イーサリアムとはを参照)や他のL1チェーン(Solana、Avalancheなど)に移行することを予想しています。

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本日の記事は以上となります。

NFTを扱う上での主な障壁となるガス代について解説しましたが、イーサリアムを使用しながらもガス代を削減するパターン、その他のブロックチェーンを使用してガス代を節約する2パターンを学びました。
明日はこのシリーズの中では最終回となる、「どうやってNFTを売るのか」について解説したいと思います。

それではまた明日!

Source:https://www.odysseydao.com/articles/how-to-pay-less-gas

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