Appleは現地時間15日(日本時間16日)にイベントを開催し、新製品を発表しました。多くのユーザーが待ち望んでいた新しいiPhoneは発表されませんでしたが、今年は情報によればiPhoneとMacの2回の新製品発表を残しているようなので、楽しみに待ちましょう。
今回発表された機種
-Apple Watch Series 6
-Apple Watch SE
-iPad 第8世代
-iPad Air 第4世代
-Apple One など
では、詳しく見ていきましょう!
Apple Watch Series 6
概要
-血中酸素飽和度(SpO2)センサーを搭載
-新しい仕上げのケース、40mm,44mmの2サイズでの展開
-watchOS 7を搭載
-価格は4万2800円(税別)から
-9月18日より発売

アップデート内容としては、ファミリー共有の設定、睡眠記録測定、自動手洗い検出、新しいワークアウトの追加などの「よりアクティブに、もっとつながり、さらにウェルネスと健康を心がけることができる」機能とAppleは発表しています。

血中酸素飽和度(SpO2)センサーとは?
SpO2とは、赤血球によって肺から運ばれる酸素の割合を表わしており、この酸素を含んだ血液がどれだけ体に行き渡っているのかを確認できるセンサーです。一般的にSpO2は95%以上とされており、80%を下回ると命の危険もあるようです。
緑色、赤色、赤外線LEDの4つのクラスタと、Apple Watchの背面クリスタル上の4つのフォトダイオードを使用して、血液から反射された光を利用してSpO2を計測するようです。

新しい文字盤のデザインも続々!!

また、今回から、内蔵チップがA13 Bionicをベースにした新しいデュアルコアプロセッサを採用されており、約20%の高速化が実現しているほか、バッテリー稼働時間は18時間、充電時間も1.5時間でフル充電ができるという、さらに1日中つけていることのできるデバイスになりました。
Apple Watch SE
概要
-279ドルからのコストパフォーマンス高めの機種
-本体サイズは40mmと44mmの2種類
-転倒防止機能などの現行サービスを基本全てサポート
-watchOS 7を搭載
-iPhoneを持たないユーザーとの共有設定

Series5とSeries6の機能のいいとこ取りをしながらもSEシリーズの特徴でもある、お買い得感を実現した機種になっています。
ファミリー共有とは?
現行のApple watchはセットアップの際にiPhoneが必要であり、Bluetooth接続をすることで様々な機能が利用可能でした。しかし、今回からはiPhoneを持ていなくてもApple Wacchの様々な機能を使用することができるようになりました。

基本的なハードウェアの特徴としては、心臓部となるSoCにはApple S5を搭載しています。Series 5から継承されたこのSoは「Series 3よりも最高2倍の速さ」を実現しているようです。
また加速度センサーやジャイロスコープ、コンパス、高度計といった各種センサーがSeries 6と同じく搭載されています。話題となることも多い転倒検出モードも搭載し、Series 6での目玉的機能の一つである、睡眠トラッキング(睡眠記録)もサポートします。
iPad Air 第4世代
概要
-A14 Bionic搭載
-価格は6万2800円から
-10月発売予定

主なアップデートとしては、iPad Proライクなオールスクリーンのデザインへと変更になり、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイが採用されています。また、新しいA14 Bionicチップを搭載し、6コアで前世代のiPad Airよりも40%の高速化を実現しています。Apple PencilとMagic Keyboardへも対応しています。

また、Touch IDが電源ボタンに搭載されているのは非常に喜ばしいです。やはり、マスクをする機会が多くなった昨今、Face IDよりもTouch IDの方が便利だと感じる場面は数多くありました。

iPad 第8世代
概要
-A12 Bionic搭載
-価格は3万4800円(税別)から
-9月18日より発売

基本的にアップデートされた部分はCPUがメイン。2019年モデルのiPad AirやiPad miniと同程度のスペックを持つA12 Bionicに変更されました。確かに昨年モデルの場合は少しパワー不足を感じることがありましたので、約40%のパフォーマンス向上は嬉しいアップデートです。
そのほかの変更点は特になく、教育機関向けには299ドルで提供するとのことですので、日本でもギガスクール構想などの教育機関へのIcT機器の導入も本格的に始まってきているように、世界的な教育のデジタル化へAppleは教育にもともと力を入れているということもあり、本腰を入れてきた印象があります。iPadには親しみやすく、使いたくなる端末というApple製品としての特徴がありますので、ChromeBookやandroid端末に比べると、実際の利用を考えると、学生に一番使われやすい端末として大きなアドバンテージがあるのではないかと思います。
Apple One
-アップルのサブスクリプションをひとまとめにしたサービス
-月額1100円から利用可能
-秋からサービス開始予定

最後に
あとはiPhone 12を待つのみ!(個人的にはMacBook Pro 16インチまたは無印MacBookがAppleシリコンで復活するのであれば買いたいなと思っていますが…!)

iPhone 12に関しては、
iPhone 12、iPhone 12 Max、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxの4種類になるのではないかと言われていたり、
有名なリーカーの方によれば10月12日発表なんじゃないかと言われていたり、
5Gへの対応は濃厚と言われていたり、(ミリ波への対応は一部のみとなるようですが)
デザインは現行の丸みを帯びたデザインからiPad Proライクな角ばったデザインになると言われていたり、、、
どちらにせよ楽しみな情報ばかりです!
それでは皆さんのより良い明日を願って!GoodLuck!!!
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