iPhoneの歴史【iPhone 12の前に知っておきたい革新の歴史】〜前編〜

ガジェット

10月13日または14日に発表されるのではないかと言われているiPhone12ですが、その発表を前に予習をしておきませんか?

Apple ExplainedがYouTubeにて紹介している「History of the iPhone」からスティーブ・ジョブズの伝説的なスピーチから始まったiPhoneの系譜を辿ってみます。

iPhoneのモデルのタイムライン

 iPhone News – Newsroom Archiveより
iPhoneの歴史

iPhone

Macworld Expo 2007で発表された。しかし日本では通信方式の都合で発売されておらず、日本人としては馴染みが薄い機種であり、eBayなどでコレクション用に出品されている物は状態によってはかなりの高値をつけている。マルチタッチを可能にするディスプレイを採用したことによって、従来ではできなかった複数の指を同時に使った画面の拡大・縮小などバラエティに富んだ操作が可能になった。

iPhone3G

WWDC 2008の基調講演にて発表された。3G通信に対応し、日本ではソフトバンクから発売された最初の機種。GPSなどの機能が新たに搭載された。カラーはブラックとホワイトの2種類で展開された。

iPhone3Gs

WWDC 2009にて発表された。3Gに比べて2倍の処理性能の向上や、オートフォーカスカメラやビデオ昨日の搭載など、多くのアップデートが施された。日本でも急速に普及し、多くの人が持っていた印象。

iPhone4

WWDC 2010にて発表された。ポリカーボネート製の丸みを帯びたデザインから、強化ガラスを使用した一枚の板のような角ばったデザインへと転換され、小型化が実現された。また、「Retinaディスプレイ」を採用した3.5インチの画面が話題となり、日本でもガジェット好きや情報通でなくとも多くの人に普及した。
ブラックとホワイトの2色展開だが、製造上の問題でホワイトの発売が10ヶ月程度遅れた。

iPhone4s

2011年10月4日に発表。その翌日5日には、Apple創設者のスティーブ・ジョブズが亡くなっており、彼が最後に見届けた機種でもある。「Siri」を初めて搭載したモデルでもあり、3日間で400万台を売り上げるほどであった。
日本で4SからSoftBankの他にauも取り扱いを開始した。

iPhone5

2012年9月12日に発売された。iPhone5から従来のDockコネクタからLightningコネクタに変更になり、画面サイズも3.5インチから4インチに拡大された。また、iPhone5から新型イヤフォンのEarPodsが付属品として同梱されるようになった。

iPhone5s

2013年9月10日のイベントにて発表された。iPhone5のハイエンドとして登場し、初めてTouch IDが搭載された。カメラ機能の向上によってスローモーション動画などが撮影可能になった他、カラー展開が従来の2種類から「スペースグレイ」「ゴールド」「シルバー」の3色に拡大された。
また、ここから国内での販売キャリアも従来の2社からドコモも加えた3社が取り扱うこととなった。

iPhone5c

iPhone5sと同じく発表されたiPhone5cはポリカーボネート素材を背面に使用することで、従来にはない多様なカラー展開が行われた。「グリーン」「ブルー」「イエロー」「ピンク」「ホワイト」の5色展開。ジョブズ氏在任後期からはデザインのシンプルさと環境面への配慮からガラスと金属が筐体に使用されていたが、そこから脱却した異色の存在。

iPhone6

2014年9月9日のイベントにて発売された。iPhone5までの角ばったデザインから丸みを帯びたデザインへと変更され、画面のサイズも4.7インチに拡大された。NFCが搭載されたことで、Apple Payが使用できるようになった。

iPhone6 Plus

iPhone6と同時に発表された大画面モデルであり、初めて2サイズ同時展開されたPlusモデルである。iPhoneで初めて5インチ以上のディスプレイを備えたモデルであり、広視野角でコントラストが高く、より正確な色を出せる「Retina HD Display」が搭載されている。

iPhone6s

2015年9月9日のイベントにて発売された。この機種から新色のローズゴールドが追加された他、新たに3D Touchが搭載された。

iPhone 6s Plus

iPhone 6sと同時に発売された。iPhone 6の際と同じく、iPhone 6sの大画面モデルとして登場しており、iPhone6sとPlusの差は画面サイズ、本体サイズ、手ブレ補正、横画面表示の際の画面最適化の有無となっている。

iPhone SE

2016年3月21日に発売された。画面サイズの大型化に伴い、消費者のコンパクトサイズへの要望に答える形で、iPhone5の4インチのディスプレイを採用した端末。「SE」は「Special Edition」の略であるとシニアバイスプレジデントのフィル・シラー氏によって明かされた。

iPhone7

2016年9月7日に行われたイベントで発表された。デザインとしてはiPhone 6sを踏襲する形となったが、新たなカラーリングとしてスペースグレーが廃止となり、深い黒で光沢感の強いジェットブラックが追加された。ジェットブラックの色や材質の特徴から、指紋が目立ちやすい、汚れや傷が目立ちやすいとの声もあったものの、人気カラーとなった。日本のスマートフォンのガラパゴス化の象徴とも言われたFeliCaが日本モデルにのみ対応し、Apple Payが日本国内でも利用できるようになった。

iPhone7 Plus

iPhone 7と同時に発表された。iPhone 6s Plusとデザインはほとんど変更がないものの、iPhoneとしては初めてデュアルカメラが搭載されたことによって、ポートレートモードが使用できるようになった。

iPhoneの誕生からその変遷

前半いかがだったでしょうか?iPhoneの衝撃的な登場からすでに13年が経過しており、今では私たちにとって生活の必需品とも言える存在となりました。
Appleはテクノロジーとリベラルアーツの交差点に立つ、ユニークな企業であるとジョブズ氏は話したが、その彼が亡くなり、Appleのイノベーションに疑問も持つ人も少なくありませんでした。しかし、今回のiPhoneの変遷を見ていただければわかるように、Appleはまだまだ私たちをワクワクされてくれる存在であるのではないかと感じます。
次回はiPhone 8以降のモデルについて見ていきたいと思います。
では、皆さんのより良い明日を願って!Goodluck!!

Source:Apple Explained

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