本日の記事は昨日に引き続きCarmen Angさんによる「The Top Downloaded Apps in 2022」の翻訳記事となります。
Carmen AngさんはVisual Capitalistのライターであり、テクノロジー、ビジネス系の記事に焦点を当ててリリースされています。膨大な量のデータに目を通し、それを消化しやすい形に噛み砕くことに日々取り組んでいます。執筆以外の時間は、読書やサイクリング、Netflixで新しい番組を見つけることにハマっているようです。笑
オリジナル記事はこちらからご覧ください
https://www.visualcapitalist.com/top-downloaded-apps-2022/

2022年に最もダウンロードされたアプリ
ライドシェアのようなサービスであれ、単なる娯楽であれ、モバイルアプリは多くの人々の日常生活に欠かせないものとなっています。
しかし、どのアプリがユーザーの間で最も人気があるのでしょうか?
この図は、Sensor Towerの最新レポートのデータを使用して、2022年第1四半期にGoogle PlayとApple App Storeから世界中で最もダウンロードされたアプリのトップ10を示したものです。
ソーシャルが支配する世界
それによると、2022年第1四半期のアプリの総ダウンロード数は369億に達し、2021年第1四半期と比較して1.4%増加しました。
最もダウンロードされたアプリのトップ10の過半数がソーシャルメディアプラットフォームであり、MetaとByteDanceはトップ10のうち6つを所有しています。
ランキング | アプリ | カテゴリー |
---|---|---|
1 | TikTok | Entertainment |
2 | Photo and video | |
3 | Social networking | |
4 | Messaging | |
5 | Shopee | Shopping |
6 | Telegram | Messaging |
7 | Snapchat | Photo and video |
8 | Messenger | Messaging |
9 | CapCut | Photo and video |
10 | Spotify | Music |
MetaのプラットフォームはInstagram、Facebook、WhatsApp、Messengerの4つで、ByteDanceはTikTokと動画編集プラットフォームCapCutを所有しています。
トップ10圏外には、ZoomとWhatsApp Business(これもMetaが所有するアプリ)が入っています。
TikTokがトップになるまでに歩んだ道
2021年第1四半期、TikTokは総ダウンロード数が35億を超え、このマイルストーンを達成した5番目のアプリ(Metaアプリ以外では初)となりました。これは、2020年6月現在、インドでアプリが禁止されていることを考慮すると、印象的なことです。禁止される前、インドはTikTokのダウンロード数の30%を占めていました。
TikTokの使用を禁止しているのはインドだけではありません。パキスタンは、「不適切」なコンテンツへの懸念から、TikTokを複数回ブロックしています。しかし、パキスタンでの禁止措置は数日後に解除され、現在はパキスタン人がこのプラットフォームにアクセスできるようになっていることは注目に値します。
アプリの売上高トップ10
TikTokは世界で最もダウンロードされたアプリであるだけでなく、App StoreとGoogle Playの2022年第1四半期の収益に基づくと、ゲーム以外のアプリで最も高い収益をあげているアプリでもあります。
ランキング | アプリ | カテゴリー |
---|---|---|
1 | TikTok | Entertainment |
2 | YouTube | Photo and video |
3 | Disney+ | Entertainment |
4 | Google One | Productivity |
5 | Tinder | Lifestyle |
6 | Piccoma | Books |
7 | Tencent Video | Entertainment |
8 | iQIYI | Entertainment |
9 | HBO Max | Entertainment |
10 | LINE Manga | Entertainment |
TikTokは、前四半期に8億2,100万ドルの消費者支出を記録しました。この動画共有プラットフォームは、App Storeで最も売上高の多いアプリであり、Google PlayではGoogle Oneに次いで2番目に売上高の多いアプリでした。
Metaのプラットフォームはいずれも売上総額のトップ10には入っていませんが、これらのプラットフォームは、必ずしもアプリストアを経由して流れているわけではありません。大量のお金を稼いでいるのです。2021年、Metaは1179億円以上の収益を上げ、その97%以上が広告によるものでした。
成長軌道に乗る
パンデミックは、アプリ市場にも大きな影響を与えました。
2020年には、プレミアムアクセス、アプリ内課金、サブスクリプションといったものに対するアプリの支出が前年比30%急増し、1100億ドルに達しました。
COVID-19の規制は世界中のほとんどの場所で緩和されていますが、アプリの支出はすぐに先細りになることはないでしょう。2025年までには、支出は2700億ドルにまで拡大すると予想されています。
本日の記事は以上となります。
たしかにパンデミックによりストリーミングサービスへのサブスクやゲームやオンラインショッピングを使用すること、その利用が身近になってきたことは私自身実感します。そして、その便利さを知ってしまうと平時でもついつい使ってしまう…なんてことはあるあるではないでしょうか?笑
とはいえ、そう言ったところからも今までフィジカルなビジネスに頼っていた領域にもオンライン化の流れが定着してるな…ということも感じます。(その反動によるリアル店舗やハイブリッドの大切さ、というところはまた今度…)
そんなところで本日の記事は終わりにしたいと思います。
それではまた明日!
Sources : https://www.visualcapitalist.com/top-downloaded-apps-2022/
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