ディズニーといえば「夢の国」であるためにたくさんの工夫が凝らされていることは有名ですが、具体的な施策がバレないのもディズニーの凄さの1つです。
この記事では、アメリカにあるDisney Park (正確にはDisneyLand Parkかな?)で勤務していた男性によって、ある掲示板にされていたタレコミの記事をベースに翻訳、加筆を行った記事となります。
オリジナル記事はこちらです⏬
9 things you never knew about Disney parks, according to a man who played Goofy for 20 years
あくまでアメリカのDisney Parksで勤務されていた方の話になりますので、日本のディズニーリゾートではどこまで同じなのかはわかりませんが、、
それではこちらから記事のスタートです!
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https://www.insider.com/disney-parks-secrets-from-former-cast-member-2016-12より引用
こちらの記事のオリジナルはRedditユーザーのIhaveanotheridentityという投稿者による掲示板への投稿となります。ディズニーの魔法を守りたい人に、彼の記事を見ることを避けるよう警告しました。ディズニーワールドで20年以上働いてきた彼は、地球上で最も幸せな場所の良いところ、悪いところ、そして醜いところを見てきました。
心温まるエピソードや、「昔に比べてディズニーは企業化してしまった」と嘆く一方で、パークの内部事情に詳しい人ならではの魅力的な事実を語ってくれました。
ここでは、ディズニー・パークの裏側に隠された9つの秘密をご紹介します。
Disney Worldは実は巨大な地下トンネルの2階部分だった
http://Jonathan Blair/Contributor/Getty Imagesより
その正式名称は “Utilidor “という名前だそうで、キャストが舞台裏で仕事をしたり、ステージ上のショーを邪魔しないようにするための通路です。実際のところ、その中には退屈なところもあれば、不気味なところもあります。とはいえ、ユニークな面もあります。
「Automatic Vacuum Assisted Collection System」は、すべてのレストランをスプラッシュ・マウンテンの裏にある中央のゴミ箱につなぐ一連のチューブです。これにより、人に見られることなく、臭いゴミが下に密かに移動できるのです。
7つの古いアトラクション(イッツ・ア・スモール・ワールドやカントリー・ベア・ジャンボリーなど)は、今でもUtilidorから運営されています。さらに、下には2つのレストラン、理髪店、オフィスがあります。
迷惑な客には「ディズニー・ジェイル(留置所)」がある。
メインストリートのお菓子屋さんの上にある部屋がそれに当たるようですが、どこまで本当かわかりませんが、「オーランドの33番街にある地元の刑務所に連れて行く警官がいる」ようです。笑
キャラクターの中には派閥があり、クールなキャラクターをトップとするヒエラルキーがある。
従業員の休憩室の一部は高校のカフェテリアのような作りになっているようで、そのではアナやエルサといったCoolなキャラクターが白雪姫やメリーポピンズといった少し古めのキャラクターをこき使っているようですw
オーディションのプロセスは意外にもごく普通
写真はHarshLight/Flickrより
投稿者の方が今までに受けたことのあるオーディションは特に特殊なものではないようですが、ダンスに加えてアニメーションの部分もあるようです。(ドナルドダックのようにテーブルを待つ、プルートのように芝を刈るなど)
キャストはゲストの前で話すことは許されない
これは結構有名な話かもしれませんが、ゲストの前でコスチュームを着たキャストが喋ることは厳しく禁じられていたようです。しかし、バックステージでは話は別だったようです。
この投稿者の方によると、「新入社員に下品なジョークを言うのが好きでした。グーフィーのような笑いが得意なのですが、完璧になるまで何年もかかりました」
裏ではキャラクターたちの違う姿が見られたようです。
コスチュームの中からはあまり外が見えていないので、赤ちゃんを抱っこさせるのはやめてほしい
写真はPixabay/bunzellisaより
視界が悪いコスチュームを着ている中でも最も最悪だったのが、乳児を連れてきて、写真を撮るために抱っこしてほしいと頼むゲストだったようです。
つい記念にやってしまいそうですが、グーフィーを含めほどんどのキャラクターはあまり視界が良くないようで、キャラクターによっては巨大な手袋や前足をつけているケースもあります。それを考えると確かに厳しい。。
できれば親にも協力してほしい
ほとんどの親御さんは夢を壊さないよう、そのキャストがキャラクターであるように振る舞います。しかし中には「ただのスーツを着た人だから、怖くないよ」という親御さんもいるようで、逆に子供を怖がらせてしまう事もあり、キャストからはあまり好かれませんl。(夢の国で現実に引き戻しにかかってるし。。)
コスチュームの中はやはりすごく暑い。けれどすぐに慣れる
写真はblackbird.fly/Flickrより
投稿者の方によると、最初の1ヶ月間(特に最初のパレード)は拷問だったようですがそれも数ヶ月すれば慣れるようです。そして数年経ってしまえばコスチュームを着ているのを忘れてしまうくらいになるそうです。慣れって不思議。
全てのキャラクターには標準化されたサインがある
すべてのキャラクターは標準化されたサインを持っています。
キャストたちは、サインが書かれたキャラクターの小さな要約を持っていて、サインをするときに同じように見えるようにしているそうです。
グーフィーは簡単ですが、投稿者の方は逆さまに書くことができるので、ゲストにびっくりされていたようです。笑
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こちらで今回の記事は以上となります。
これはアメリカのディズニーパークのお話となりますが、私たちも日本のディズニーリゾートでも同じような体験をすることができているので、同じようなルールがキャストさんの中にはあると考えていいんじゃないかと思います。
「夢の国」という体験を売る上ではたくさんの工夫や厳しいルールがあるんだなぁ、なんて思ったと同時に、この記事を書きながらすごくディズニーに行きたくなりました。チケット取りづらいので早く制限無くなればいいのになー!!
ということで終わりです。
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